原発の依存度を減らすために強くエネルギー基本計画への提言をしました
エネルギー基本計画を取りまとめるのに対して、資源・エネルギー戦略調査会及びエネルギー基本計画関係部会等合同会議で提言した事をご報告申し上げます。
私は会議の中で、木質バイオマス発電やエネファームを国策として推進すべきとの意見を強く申し上げました。木質バイオマス発電は、日本国内の間伐材、山林に残置されてきた多くの山林未利用材等を木質バイオマス発電所専焼燃料として長期的かつ継続的に使用することで、二酸化炭素排出量の削減や森林資源の有効活用だけでなく、電力の安定供給と地域林業の活性化及び森林の持続的な再生という資源循環型社会の実現が可能と考えております。
またエネルギー効率の高いエネファームは、水素・燃料電池を使用して家庭で電気をつくる事の出来る最先端の発電システムです。
原発の依存度を減らすため、太陽光発電や木質バイオマス発電などの再生可能エネルギーや燃料電池等の新技術を積極的に活用し、将来的なエネルギーミックスの実現に向けて取り組まなければなりません。
ここ会津では、太陽光発電や風力発電はもとより、私が会津若松市長の時に全国に先駆けて誘致した木質バイオマス発電所をはじめ豊富な水資源を活用した水力発電所、地熱エネルギーを利用した地熱発電所が稼働しており、ほかに類を見ない再生可能エネルギーの先進地です。今後も積極的に情報を発信して、国のエネルギー政策に反映して参りたいと考えております。
また2014年10月25日は、私が開塾している會津まなび舎未来塾の講師に、株式会社グリーン発電会津の斎藤大輔社長から木質バイオマス発電について講義をして頂きました。
株式会社グリーン発電会津は、私が会津若松市長の時に設立され、会津若松市の河東新工業団地に平成24年にブラントが設置されております。会津地域の間伐材いわゆる未利用材を燃料とする発電所です。
【株式会社グリーン発電会津】
http://gh-aizu.co.jp/