3Dプリンターの普及について
2015年7月16日に自由民主党本部にて3Dプリンターの展示会が開催されましたため、最先端の3Dプリンターによって造られる工程や製品等を見て参りました。
経済産業省の調査で3Dプリンターの普及は、2020年の東京オリンピック開催までに20兆円規模になるとの説明を聞きました。日本は世界的にも3Dプリンターの技術は高いです。しかし様々な問題点・課題等がございます。一つ目は3Dプリンターで製品等を作成するために、データをダウンロードする必要がありますが、通常の画像や動画をダウンロードする容量よりも大きい容量をダウンロードする事になるため、全国的なネットワーク高速通信回線のインフラ構築が必要になります。
二つ目は3Dプリンターのデータを造る技術者が少ない事から、非常に高い技術やアイデア等があるのにそれを駆使する事が出来ない問題もございます。ですから今後は福島県でも3Dプリンターのソフト開発を積極的に行う技術者を誕生させて、その様な技術者を育て、会津大学を中心に中小企業等と連携し合いながら町を活性化させる事も考えております。近々、3Dプリンターの製造・ソフト開発をしている企業さんをお呼びして会津で講演会・勉強会を考えておりますので、その際は改めてご案内させて頂きます。
【どの様なモノが3Dプリンターで造られるのかをご紹介します】
※身体をスキャンして自分そっくりのマネキンを造る工程です。
※3Dプリンター作業動画
※3Dプリンターで造られた物が映画で使用されています。